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ギリシャ神話におけるドラス
ドラスはギリシャ神話の英雄の一人で、古代ギリシャの4大民族のひとつであるドリアン族の始祖である。
ヘレンの息子ドラス
ドラスはヘレンの息子で、ヘレンの妻はナイアスの精オルセイスであった。 オルセイスはテサロニケの泉の精であった。 ヘレネス人の息子であるドラスは、大洪水を生き延びたデウカリオンの孫であり、クストゥスとアエロスの兄弟であった。 アエロスはエオリア人の祖であり、クストゥスは息子のアカエウスとイオンを経て、アカイア人とイオニア人の祖となった。 |
ドラスの子供たち
ドロス自身は3人の子供をもうけるが、その子供たちの母親や母親の名前は挙げられていない。
アエギムスは、ドーリア人がまだテッサリア北部に住んでいたころの有名な王で、ラピス族との戦いでヘラクレスに助けられたドーリア人の息子である。
ドロスの次男はテクタムスで、彼はエオリア人やペラガス人とともにクレタ島に移住し、エウロパがゼウスによってクレタに連れて来られる少し前に島を支配するようになった。
関連項目: ギリシア神話における若きミューズたちイフティメはヘルメス神の愛人として有名なドロスの娘で、ヘルメス神に3人の息子を産んだ。
関連項目: ギリシャ神話におけるシタエロンのライオン